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2011/11/6 バグフィックス、表示位置を画面下基準に指定するオプションを追加
2011/11/4 最小化起動、ボタン文字の改行・太字・イタリック・アンダーライン化をサポート
2011/6/18 バグフィックス・最小化ボタン追加、キー生成ツール同梱
説明
EP121で動作するタッチ入力専用コントローラーです。
ペン入力中/タッチ無効時でも操作できます。
タッチパネルを有効利用できないか調べていたところ、
RawInput APIを使えばいろいろできそうなので作ってみました。
とりあえず最低限は動くようになったと思うので公開してみます。
※もしかするとEP121以外でも動くかもしれません。
タッチパネルが標準ドライバ(hidusb.sys)のみで動作していれば動くのではないかと思います。
Wacomのドライバが間に入っているとペン使用時には動作しないようです。
ダウンロード
動作にはAutoHotkey_L(Unicode版)が必要です。
こちらを先にインストールして下さい。
64bit版で動作確認していますが32bit版でも動くと思います。
RawInputControlTest_0.1f_jp.zip
このファイルをダウンロードして適当なフォルダに展開します。
RawInputControlTest.ahkをダブルクリックして起動します。
アップデートする場合は
RawInputControlTest_0.1f_jp_Update.zip
をダウンロードして元のファイルに上書きして下さい。
- ver.0.1f
- 表示位置を画面下部(または画面右端)を基準に指定するオプションを追加
-
#Window:BottomSpacing=(画面下からの距離)
#Window:RightSpacing=(画面右端からの距離) - ver.0.1e
- 最小化状態での起動をサポート
- 最小化コントロールに MinimizedStartup=1 を追加
- ボタン文字の改行
- 改行位置に「\n」を挿入
- ボタン文字のフォント指定
- コントロールに Font=フォント名 を追加
- ボタン文字の太字・イタリック・アンダーライン化
- コントロールに FontOptions=Bold Italic Underline を追加。半角スペースで区切る
スクリーンショットとか
とりあえずCintiq 12WX風のボタン+その他、的な配置になっています。
左端の見切れている細長いのはホイール的な感じのものです。
画面端にある場合、画面外の黒枠部分をタッチしても反応します。
その上の見切れているボタンでホイールの動作切り替えができます。
(SAI・コミスタで回転 ※ショートカットを変更していない場合)
上部のInput1: とか Input2: とかはタッチ動作確認用につけてあります。
不要であればRawInputControlTest.txtを編集すれば消せます。
スクリプトを別名でコピーすれば多重起動もできます。
サンプルとして右側用のRawInputControlTest_Rightside.ahkが入っています。
特徴
- ペン入力中でも使える
- タッチ入力無効でも使える
- コントロール定義ファイルを編集することでボタン・キーを変更できる
- ボタン画像を変更できる
- アプリごとに別のキー割り当てができる
- ボタンの状態によってキー割り当てが変更できる
などの特徴があります。
今のところマウスやペンでは操作できません。
問題点
-
WACOMのドライバが2点までしかタッチを認識しないので
ペンを持ってる手が画面に触れているとうまく動かない場合があります。 -
たまにタッチ終了の取りこぼしがあります。
フリックのような動作をした場合に多いです。 - タッチが有効だと思いがけない動作になる場合があります。
- タッチスクリーンが複数ある場合の動作は不明です。
動作環境
ASUS EP121
Windows7 Home Premium Sp1 x64
ドライバ: Wacon ISD_DualTouch_V7.0.2-21
AutoHotkey_L (x64) v1.1.00.00
上記環境で動作を確認しています。
リリースノート
2011/11/6 ver.0.1f
- 表示位置を画面下部(または画面右端)を基準に指定するオプションを追加
- フォント・スタイルの指定がボタンを押すと無効になってしまうのを修正
- スペルミスを修正(誤: "Erazer" → 正: "Eraser")
2011/11/4 ver.0.1e
- 最小化状態での起動をサポート
- ボタン文字の改行をサポート
- ボタン文字の太字・イタリック・アンダーライン化をサポート
2011/6/18 ver.0.1d
- ウィンドウにドロップされたファイルを定義ファイルとしてリロード可能にした
- 終了ボタンを長押しでリロードするようにした
- 最小化ボタン(最小化ボタン以外を隠す)を追加
- タッチ有効化・無効化がOnのときスライダ機能変更ボタンなどが作動しないのを修正
- キーストローク生成ツールを同梱
- 定義ファイルに簡単な解説コメントを追加
2011/6/15 ver.0.1c
- スクリプトの引数(ドロップされたファイル)をコントロール定義ファイルとして実行可能にした
- ボタン動作として外部プログラムの実行をサポート
- ボタン動作としてサブルーチンの呼び出しをサポート
- 座標変換バグを修正(縦表示時右端がタッチできなかったのを修正)
- 回転時スナップ位置をなるべく維持するようにした(暫定)
2011/6/14 ver.0.1b 全方向回転表示に対応
2011/6/14 ver.0.1a 縦表示にとりあえず対応
2011/6/14 ver.0.1 とりあえずリリース