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2009/4/30 IllustStudio用ツールシフトスクリプトを作ってみた。
2009/3/8 スクリプト若干修正しました。
ダウンロードはこちら

cssup.ahkの紹介

cssup.ahkはWindows版ComicStudio(Ver4対応)でツールシフト・カスタムツールへのショートカット等を実現するAutoHotKeyスクリプトです。

※動作にはAutoHotKey(フリーソフト)が必要です。

機能

ツールシフト
ショートカットキーが設定してあるツールと描画色※1、カスタムツール※2に対応しています。
ツールオプションパレットを表示しておく必要があります。※3
※1 ツールパレットかカスタムツールパレットに描画色を表示しておく必要があります。
初期状態ではPro/Exのツールパレット2列表示時用に設定されています
Debutやツールパレット2列以外、ツールパレット非表示の場合、
描画色位置設定ツールで設定する必要があります。詳しくはこちら
※2 同じツール間での設定の変更時はツールシフトは利用できません。
※3 表示されていれば最小化してあっても問題ありません。
カスタムツールのショートカット
カスタムツールパレットを表示しておく必要があります。
カスタムツールの設定をまたいだ変更はできません。
ツールシフトが使えますが、同じツール間での設定の変更時は無効になります。
例: ペンツールの「Gペン」から「丸ペン」に変更した場合、ツールシフトは使えません。
ツールローテーション(仮称)
設定したキーでツールを順に切り替えることができます。
ツールの変更とキー送信が同時にできるので、1つのキーで
「ペン(黒)」 > 「ペン(透明)」 > 「消しゴム」 > (最初に戻る) といった使い方ができます。
またサブルーチン/関数の実行も同時に可能です。
作業ごとによく使うツールを登録しておき、一つのキーで作業に応じたツール切り替えができます。
ユーザー拡張スクリプト
ユーザーが拡張スクリプトを編集することでショートカットを追加できます。
いくつかのサンプルが入っています。
  • Space + H で水平反転
  • Space + V で水平反転
  • Space + W で0度
  • Space + D で90度
  • Space + S で180度
  • Space + A で270度
  • Space + E で時計回りに45度回転 (Space + Shift + E で22.5度)
  • Space + Q で反時計回りに45度回転 (Space + Shift + Q で22.5度)
  • Space + R で表示リセット (長押しすると表示倍率と角度を記憶)
  • 左Win を押している間「レイヤー移動」ツールに切り替え
    (PhotoshopのCtrl+ドラッグに近い感じで使えると思います)
  • K を連続して押すことで「レイヤー移動」ツールの「トーンの操作」切り替え
これらのキー割り当てはスクリプトを編集することで変更できます。
スクリプト追加例も参考にして下さい。

使用上の注意

当スクリプトは「キーを押す」・「カスタムツールパレットをクリックする」・「メニューを選択する」といった動作をユーザーに代わり行うものです。
ComicStudioに対し特別な操作を行うものではありませんが、当スクリプトの使用によりComicStudioが不安定になる可能性があります。
当スクリプト使用中は、特にこまめに保存をするよう心がけて下さい。
また、当スクリプトを長時間に渡り使用する場合、数時間おきに当スクリプト及び ComicStudioを再起動したほうがいいかもしれません。

当スクリプトの使用により生じたいかなる損害に対しても
作者は一切の責任を負いません。

動作環境

が必要です。

にて動作を確認しています。
ComicStudioPro 4.30でも動作するようです。

PDS

cssup.ahkはPDS(パブリックドメインソフトウェア)とします。
再配布・改変など自由に行って下さい。

ひとこと

最低限の解説くらいは作ろうと思ったものの、なんだかよく分からなくなってしまった…
スクリプトといいこのページといいごちゃごちゃしててすいません。

このスクリプトがいくらかでもお役に立てば幸いです。



不具合・バグ報告、ご意見・ご感想などありましたらこちらからどうぞ。

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